今日某氏主催のバーベキューに二子玉川まで行ってきた。びっくりしたのは、河原にいる若者のあまりの多さ。そしてもう若者ではないことを非常に深く痛感した瞬間でもあった。。
若者は未だ不況知らずらしい。とてもいいことだ。でも、なにか我々のことと違う気がする。うーん何だろう?(いまだ不明)。おそらく、我々よりも新しい何かの常識が、さらに若い世代には生まれている、そんな気がする。
しかし、久々に日本式(?)バーベキューに参加したけれど、ああそう、こんなんだったなーととても懐かしい感じがした。だって河原に千人近い人が一斉にすっごく窮屈にバーベキューしてるって、昔は普通だったけど今考えるとあり得んなー。でも、これはこれで楽しい。
あとこれも変わったな~と思ったのは、結構外国人の若者がちらほら混ざってる。最近日本のいろんなところで感じることでもあるけれど、若い世代はもう国の概念がかなり薄れていて、ボーダーなんて県境くらいにしか考えていないんだろうなぁ。とてもいいことだと思うし、最近国籍の差というものを本当に感じなくなっている自分がいる。出身地くらいのイメージしかないなぁ
ところで、今日久々にいろんなベンチャー仲間と再開して感じたことでもあるが、ベンチャーを始めたころから薄々感じていたことであるが、自分たちで何かを変えていく人たちが、10年前に比べるとより夢を簡単に実現できるようになっている。その影響力もすざましく圧倒的なスピードで世の中を変えてゆく社会に変わりつつあるように感じる。ただし、古い世代と新しい世代が、あまりの常識の差でもはや油と水なみに混ざれない差があって、まだその影響力は新人類の間にしか浸透できてはいないようだが。
また、10年前はまだ新しい世代の力が弱すぎて、新しいことをやっても古い構造に跳ね返されていたけれども、10年たちその世代も力をつけてきており、新しい世界を独自に築きあげていつつ、旧世界の水面下でも非常に激しい化学反応を起こしているように感じる。おそらくあと10年たつと、今化学反応を起こしているこの世代の人たちが一気に日本をひっくり返してくれる、そんな予感がする。
バーベキューの景色を見ても、「何人で誰のためにどこで働くのか」という古い価値観から、「何をしたいから、誰と好きなところで働く」という新しい価値観へのシフトが垣間見えた一日でした。これからの時代でいちばん強い人は、「世渡り上手にな人」ではなくて、「世を自分に合わせて少しでも変えてゆける人」となるだろう。